訪問介護員の仕事の魅力とは?ホームヘルパーのやりがい

介護の仕事にこれから就こうと考えている方の中には「ホームヘルパーって大変そう」というイメージをお持ちの方らもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

確かに訪問介護の仕事は楽ではありません。
しかし、それ以上のやりがいと魅力があるのが訪問介護員のお仕事です。

 

この記事では訪問介護員の仕事の魅力や訪問介護の仕事に向いている方はどんな方か、ご紹介します。

 

訪問介護員の仕事の魅力

 

利用者さまやご家族の心の支えになることができる

訪問介護サービスを利用される方は高齢者や障害者という立場から不自由さを感じたり、孤独を感じられる方もいらっしゃいます。
心配や困りごと、不安を抱え込んでしまっていることもあります。

 

訪問介護員はそのような利用者さまの生活をサポートするパートナーのような存在として困りごとのお手伝いをします。

 

特に一人暮らしをしている利用者さまは訪問介護員の訪問を心待ちにされていることが多く、利用者さまのご家族からも頼りにされていることが多いものです。

 

人の役に立っている、頼りにされている、と感じた時、訪問介護員の大きなやりがいに繋がります。

 

人の生活をより良い方向へお手伝いすることができる

訪問介護員のお仕事は利用者さまの生活をサポートし、お手伝いをしますが、ただ家事を行うのではなく、利用者さまの生活がより良くなるように工夫してサポートをします。

 

例えば買い物のための外出が負担になっている方が毎日十分な食事を用意することが難しくなってきたときに、訪問介護サービスを利用することで訪問介護員が代わりに買い物に行き、栄養バランスの取れた食事を用意することができます。

 

訪問介護員の少しのお手伝いで健康面が向上し意欲も向上することがあるのです。

 

また、ご家族の方が遠方に住んでいる場合、親の家に通って介護をすることは大きな負担です。
そこで、訪問介護サービスを利用で訪問介護員が利用者さまの生活をサポートし、様子を詳しくお伝えすることで利用者さまが生活が快適になると同時にご家族の方も負担が軽減し、安心したご家族の生活が可能になります。

 

このように、訪問介護員は利用者さまやその周囲の方の生活を良い方向へ、そして安心して暮らせるようにお手伝いする役割を持っています。

 

自分自身も成長していくことができる

訪問介護のお仕事は利用者さまやご家族の方が安心して快適な生活をできるようにお手伝いするだけでなく、自分自身の成長にとっても良い効果をもたらします。

 

訪問介護の仕事は利用者さまの笑顔や喜びを感じて幸せな気持ちを頂き、大きなやりがいを感じます。

 

特に高齢の利用者さまは人生の先輩です。
利用者さまとお話していると、豊富な人生経験から「こんな風に考えればいいんだ」などといった発見があるものです。
ちょっとクヨクヨしていても、利用者さまとお話していると励まされて「明日も頑張ろう!」と思えてしまうものです。

 

社会的な貢献度が高く、自分の価値を認められ、大きなやりがいを持ちながら仕事をしていく上で、仕事のスキルのみならず人としても成長していくことができます。

 

働き方が自由で忙しくても働きやすい

訪問介護員の魅力は仕事の中身だけではありません。
就業条件も良く、プライベートが忙しい方にとっても働きやすい職種です。

 

訪問介護職は1つの事業所に正社員、パート・アルバイトというように所属する働き方と登録ヘルパーとしての働き方があります。

 

登録ヘルパーは働き方を自分の都合に合わせて選びやすいのが大きな魅力です。
例えば、「午前中だけ働きたい」「木・金曜日だけ働きたい」といった融通が利きやすく、子育て中の方やプライベートで忙しい方でも働きやすい仕事です。

 

逆に登録ヘルパーとして複数の事業所を掛け持ちして高い収入を得ている方もいらっしゃいます。

自分の都合に合わせて自由な働き方ができるのが訪問介護の仕事です。

 

地域・時代問わず需要が高い仕事

訪問介護の仕事はいつの時代になっても必要な仕事です。
また、地域関係なく常に求められている仕事でもあります。

 

そのため、引っ越しをしても資格さえ持っていればすぐに働き始めることができます。
上でご紹介したように、登録ヘルパーとして働けば自分の働きたい時間だけ働くこともでき、場所が変わっても自由に働くことができます。

 

安定して働くことができるため、安心感のある仕事であると言えるでしょう。

 

訪問介護員に向いている人

訪問介護員はコミュニケーションが上手な人、責任感のある人、小さなことにも気づける人に向いています。
これから訪問看護の仕事を目指そうと考えている方は参考にしてみてください。

 

コミュニケーションが上手な人

訪問介護員が利用者さまの生活の援助を行う上で、ある程度のコミュニケーションが発生します。
したがって、一定のコミュニケーション能力は求められます。

 

とはいえ、高度なコミュニケーション能力が求められるわけではありません。
挨拶や日常会話が問題なければ経験していくうちにスキルも高まっていきます。

 

責任感がある人

訪問介護員は基本的に1人で利用者さまの身体介助、生活援助、通院介助を行います。

自分がやらなくても誰かがやってくれることがないため、最後まで責任を持ってやり遂げる責任感のある人に向いています。

 

自分のサービスの質で利用者さまの生活の質が変わる可能性があることを常に意識して仕事をすることが大切です。

 

小さなことにも気づける人

訪問介護員は利用者さまの少しの変化にも気づき、対応していくことが求められます。
利用者さまのお話の中から身体の不調や生活の不便さが分かることもありますので、小さなことも察知して先回りして行動できる人に向いています。

 

また、普段とは少し違うことがあったら、すぐに事業所に報連相することも大切です。

 

訪問介護員は大きな魅力のある仕事

訪問介護員のお仕事は利用者さまの生活向上のために身体介助、生活援助、通院介助をします。

 

利用者さまやご家族の生活がより良いものになったり、心の支えになるお仕事は社会貢献度の高い仕事であるだけでなく、大きなやりがいのある仕事です。

 

働き方に融通が利くだけでなく、自分自身も働きながら日々成長することができるため、魅力がある仕事だと言えるでしょう。